冬沁みる湖畔キャンプへ
2021年1月2日(土)~3日(日)のこと。
再び 気になる地として野宿と夜空。
湖畔で焚火して 正月のなごりを楽しんだ話。
年末から食べすぎ飲み過ぎ夜更かしなダラダラ生活(笑)
マグロも蟹も とても美味しかった。
結構奮発したらしいのでしっかり味わっていただいた。
と言うわけで新年早々。ずっと見渡すことが出来る。
この展望には脚が止まってしまうよ。
キャンプの神様に逢えるという神秘的なアノ場所へ(=゚ω゚)ノ
神秘的な森を通り抜け、人里離れた山中にぽつんとひとり。
湖畔歩道の散策路へ向かっていく。
あぁ なんて静かなんだろう。
なるほど誰一人とヒトが居ない理由が分かった。
ふと、我に返った 。
はるか手前で見掛けた 「熊が出没してます!」 のあの看板。
脳裏を過り、急に心細くなって道を振り返る。
ふと思ったりする。あんなコト こんなコト。
約束の時間まで連絡が無ければ通報してくる“妻” がいる(笑)
それはそれで、いいものだけれどね。
森の中はとっても静かで美しかった。
淡々と道を歩き、やっと辿り着いた。
絶景湖畔キャンプ場で遊んで焚火を満喫しに来たんだ!
やはり冬枯れの湖畔は良いな。
ボクの寝床。久しぶりに空も見えるしね(笑)
1月だったけどタープ泊。
冷えこみが予想できるため『暖を取る』対策に大汗。
これでもか!ってくらいの焚木を集めて準備OK。
装備は前回とほぼ変わらず。追加と変更。
Mountain Hardwear Hoopla 4 ⇒ タープ。
ウインドブレーカー ⇒ レインジャケット上下。
ISUKAダウン上下を追加。
飯盒 ⇒ スノーピーク「トレックコンボ」など。
いや実のところ、こういうキャンプは大好きだ。
もう元には戻れない。
クラフトビールで直ぐさま乾杯です!
ゆったりとした時間を満喫。
ひとり焚火な夜を楽しんだ。
この静かな雰囲気は、そうは味わえないと思うほど特徴的。
「夕月かまぼこ」なんてもう…。最高ですやん!
呑みながら つまみながら...
さて、ここからはもう寝るまでエンドレスなゆるゆるタイム。
焚火の力って本当にすごくて、実に暖かい。
静まり返った湖畔で空を見上げる。
満天の星空である。
焚火が燃え上がると 星が小さくなる。
森の影から月が顔を出すと...
ひととき 星が消えてしまう。
空を流れる雲が、月と星を隠す度に...
そんな夜空を眺めながら ボクは寝てしまったのだろう...
翌朝。
拾ってきた焚木を燃やしながら1:00には たぶん爆睡。
実は焚火の横で就寝(笑)
開放的で自由な感じがして好きなのだ。
そうそう 朝は汲んでおいた水が凍っていたし。
溶かしても、また凍るし!
焼酎を呑んでへべれけで気づいたら寝落ち。
電柱みたいな焚木もキレイに灰になって寒くて起きたザマ。
焚木を追加し朝ごはんは簡単にロールキャベツ。
辿りつかなかったものも全部食す。
そんな完璧なキャンプ場ではあるが、難点は一つだけ。
トイレがちぃーと遠いんだな。
朝から こんなに食すと... (´д゚`ll)
トイレでまったりと過ごした後は、テント場に向かって戻る。
どこか、遠くに行きたかった。
知らない山に行きたかった。
そう思っていたけれど...
何のヒネリも無い思いつきで来た。
冬枯れの山のコントラスト。
冷え込んで軋む腰を撫でながら ここを歩いた。
焚火からの煙と懐かしい香りに包まれて。
戻ってきたら誰も居ない竹ベンチに腰を下ろし..
暖かいコーヒーで一休み。
グループがまだまだ登ってくる。
薪が無くなると冷めるのもすぐさま。
朝陽の差し込む冬の森は、宝石箱のような輝き。
コーヒーを飲み終えると、予定通り9時前に出発。
何の出会いもドラマも無かったけれど..
森の夜の深さに酔ったキャンプとなった。
そろそろ帰ろうかと。
過ぎてゆく冬の湖畔泊の一日でした。
おしまい。
合計212泊
2021/01/02
2021年1月2日(土)のこと。野宿を求めて湖畔へ(=゚ω゚)ノあけましておめでとうございます。。細々と続けてきたこのブログも7年目に突入。感染症やら色々と問題もございますが...ボクを変えてくれた時間だったということ。これは終わりじゃなくて始まりだってこと!いくらでも自分次第で面白…
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